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育児休業(育休・産後休業)を求める申入書【ひな形・書式】

このページでは、会社に対して育児休業(育休・産後休業)の取得を認めるよう求める通知書(申入書)のひな形(書式)を公開しています。

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なお、この書式例(ひな形例)は当サイト管理人が個人的な見解で作成したものです。この書式例(ひな形例)を使用して生じる一切の損害につき当サイトの管理人は責任を負いませんのでご了承のうえご使用ください。

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育児休業(産後休暇・育休)の取得を求める申入書(尚書付)


〇〇株式会社

代表取締役 〇〇〇〇 殿

産後休暇(育児休業)の取得を求める申入書

 私は、貴社に対し、再三にわたって、出産予定日である平成〇年〇月〇日から約8週間の産後休暇(育児休業)の取得を申請しておりますが、未だその承認をいただくことができません。

 この産後休暇(育児休業)の承認がなされないことにつき直属の上司である〇〇(部長)に確認したところ、その理由は、「産後休暇(育児休業)の前例がなく、それを認めてしまうと他の社員との公平性が損なわれる」というものでございました。

 しかしながら、労働基準法65条2項には、使用者は産後8週間を経過しない女性を就業させてはならないと規定されておりますので、貴社の対応は法令に違反するものであると考えます。

 よって、直ちに私の申請した産後休暇(育児休業)を承認くださるよう申し入れます。

 なお、前述した労働基準法の規定に反し、産後休暇(育児休業)を与えない使用者については、6か月以下の懲役又は30万円以下の罰金に処せられることとなりますので(労働基準法119条)、念のため申し添えます。←※この尚書を入れると「けんか腰」の通知書となってしまうので、必要なければ削除してください。

平成〇年〇月〇日

〇〇県〇〇市〇〇町〇‐〇

(〇〇部〇〇課)〇〇 〇〇 ㊞


※)将来的に裁判になる可能性がある場合は、証拠として残しておくためにコピーを取ったうえで普通郵便ではなく特定記録郵便(場合によっては内容証明郵便)で送付すること。

※)裁判所では全ての書類をA4で統一していますので、後日裁判を起こす可能性がある場合はA4用紙で作成すると後々何かと便利です。

なお、このページに挙げた通知書の説明については『「育児休業はとれない」と言われたら?』のページでご確認ください。