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正社員(無期労働契約)への転換申込書【ひな形・書式】

このページでは、アルバイト・パート・契約社員など「有期労働契約(期間の定めのある雇用契約)」として雇用された非正規労働者が、使用者(会社・雇い主)に対して正社員に代表される「無期労働契約(期間の定めのない雇用契約)」への転換を申し込む場合の申込書(申入書・通知書)の記載例(ひな形・書式)を公開しています。

適宜、ワードなど文書作成ソフトを利用して自由に複製してもかまいませんが、著作権を放棄するわけではありませんので無断転載や配布などは禁止します。

なお、この書式例(ひな形例)は当サイト管理人が個人的な見解で作成したものです。この書式例(ひな形例)を使用して生じる一切の損害につき当サイトの管理人は責任を負いませんのでご了承のうえご使用ください。

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有期労働契約から無期労働契約への転換申込書の記載例

(1)転換申込書の記載例(ひな型)


〇〇株式会社

代表取締役 〇〇〇〇 殿

無期労働契約(正社員)への転換申込書
(労働契約法第18条1項に基づく)

 私は、平成〇年〇月〇日付労働契約書において、契約期間を平成◇年◇月◇日から平成◆年◆月◆日までの◎年間とする有期労働契約で貴社に雇い入れられましたが、その契約が満了する●か月前の平成△年△月△日、同日付の労働契約書において、さらに契約期間を◎年とする有期労働契約の更新を致しました。

 この有期労働契約の更新により、私と貴社の間で締結された有期労働契約の通算契約期間は5年を超えることになります。

 よって私は、労働契約法18条1項に基づき、貴社に対し、更新された有期労働契約が満了する平成▲年▲月▲日の翌日から無期労働契約に転換するよう申し込みいたします。

平成〇年〇月〇日

〇〇県〇〇市〇〇町〇‐〇

〇〇 〇〇 ㊞


注)後日裁判に発展する可能性がある場合は証拠として残しておくためにコピーを取ったうえで普通郵便ではなく内容証明郵便や特定記録郵便で送付すること。

(2)上記のひな型の具体的な事例での記載例

【事例1】

2015年の4月1日から契約期間3年の有期雇用契約で雇用され、契約期間が満了する1か月前の2018年2月28日に、2018年4月1日からさらに契約期間3年の有期雇用契約で契約が更新された場合に、その更新された契約が開始される2018年4月1日以降に無期雇用契約への転換申込みをする場合(※実際に無期雇用契約に転換されるのは更新された有期雇用契約が終了する2021年3月31日の翌日となる)


〇〇株式会社

代表取締役 〇〇〇〇 殿

無期労働契約への転換申込書
(労働契約法第18条1項に基づく)

 私は、2015年4月1日付労働契約書において、契約期間を2015年4月1日から2018年3月31日までの3年間とする有期労働契約で貴社に雇い入れられましたが、当該有期労働契約の契約期間が満了する1か月前の2018年2月28日、同日付の労働契約書において、当該有期労働契約の契約期間が満了する2018年3月31日の翌日から更に契約期間を3年間とする有期労働契約で契約を更新されております。

 この有期労働契約の更新により、私と貴社の間で締結された有期労働契約の通算契約期間は5年を超えることになります。

 よって私は、労働契約法18条1項に基づき、貴社に対し、更新された有期労働契約が満了する2021年3月31日の翌日から無期労働契約に転換するよう申し込みいたします。

2018年4月〇日

〇〇県〇〇市〇〇町〇‐〇

〇〇 〇〇 ㊞


【事例2】

2015年の4月1日から契約期間1年の有期雇用契約で雇用され、5回目に更新された有期雇用契約の契約期間が満了する1か月前の2020年2月28日に、2020年4月1日からさらに契約期間1年の有期雇用契約で契約が更新された場合に、その更新された契約が開始される2020年4月1日以降に無期雇用契約への転換申込みをする場合(※実際に無期雇用契約に転換されるのは5回目に更新された有期雇用契約が終了する2021年3月31日の翌日となる)


〇〇株式会社

代表取締役 〇〇〇〇 殿

無期労働契約への転換申込書
(労働契約法第18条1項に基づく)

 私は、2015年4月1日付労働契約書において、契約期間を2015年4月1日から2016年3月31日までの1年間とする有期労働契約で貴社に雇い入れられ、その後4回目に更新した有期労働契約の契約期間が満了する1か月前の2020年2月28日、同日付の労働契約書において、当該有期労働契約の契約期間が満了する2020年3月31日の翌日から更に契約期間を1年間とする有期労働契約で都合5回目の契約を更新されております。

 この5回目の有期労働契約の更新により、私と貴社の間で締結された有期労働契約の通算契約期間は5年を超えることになります。

 よって私は、労働契約法18条1項に基づき、貴社に対し、5回目に更新された有期労働契約が満了する2021年3月31日の翌日から無期労働契約に転換するよう申し込みいたします。

2020年4月〇日

〇〇県〇〇市〇〇町〇‐〇

〇〇 〇〇 ㊞


なお、有期雇用契約(期間の定めのある雇用契約)から無期雇用契約(期間の定めのない雇用契約)に転換する場合の具体的な手順等については『バイト・パート・契約社員が正社員になる方法』のページを参考にしてください。

上記の記載例で書き方がわからない場合

上記の記載例で書き方がわからない場合は、下のように単に「転換する」旨記載するだけの書面を提出しても差し支えないと思います。


無期労働契約への転換申込書
(労働契約法第18条1項に基づく)

〇〇株式会社

代表取締役 〇〇〇〇 殿

申出日 2018年〇月〇日

氏 名 ○○ ○○ ㊞

 私は、現在の有期労働契約の契約期間の末日までに、貴社との間で締結した有期労働契約の通算契約期間が5年を超えることになります。

 よって、本書面をもって、労働契約法第18条第1項に基づき、期間の定めのない労働契約(無期労働契約)への転換を申し込みいたします。

以上


とにかく「有期労働契約の通算期間が5年」を超える契約更新がなされた後に(※実際に働いた有期労働契約の通算期間が5年を超える必要はありません)、「転換する」という意思表示が雇い主側に到達すれば足りますので、このような文章でも問題ありません。