このページでは、妊娠したものの通常どおりの職務に従事することが可能であるにもかかわらず会社から不当に休職を命じられた場合に、その休職命令を撤回するよう求める申入書(通知書)の記載例(ひな形・書式)を公開しています。
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通常どおり就労することに支障がないにもかかわらず妊娠したことを理由に休職を命じられた場合に、その休職命令の撤回を求める申入書(通知書)の記載例
〇〇株式会社
代表取締役 〇〇〇〇 殿
休職命令の無効および撤回を求める申入書
私は、平成〇年〇月〇日、私が妊娠したことを理由として、平成○年〇月○日から翌年○月〇日までの期間について貴社から休職を命じられました。
しかしながら、私が妊娠したことは事実でございますが、現在の業務に従事するのに特段の支障はありませんし、労働基準法第65条で産前産後の就労が禁止されている期間以外の期間については本人が望む限り使用者が労働者に休職を命じることは合理的な理由がない限り認められないものと考えられるところ、私の健康状態を考えれば休職しなければならない事情はないといえますから、貴社の休職命令は権利の濫用として違法(無効)なものであると考えられます。
よって私は、貴社に対し、直ちに当該休職命令を撤回するよう申し入れいたします。
以上
平成〇年〇月〇日
〇〇県〇〇市〇〇町〇‐〇
〇〇 〇〇 ㊞
※官公庁ではすべての書類をA4で統一していますので、将来的に裁判になる可能性がある場合にはA4用紙でプリントアウトするようにしてください。
なお、この妊娠を理由に不当な休職を命じられる問題についての詳細は『妊娠したものの働ける状態なのに休職を命じられた場合』または『妊娠を理由に違法な休職を命じられた場合の対処法』のページを参考にしてください。