このページでは、結婚したことを理由に解雇された場合にその解雇の無効を主張し、あわせて解雇の撤回を求める通知書(申入書)のひな形(書式)を公開しています。
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結婚を理由とした解雇の無効および解雇の撤回を求める通知書
〇〇株式会社
代表取締役 〇〇〇〇 殿
解雇の無効および解雇の撤回を求める通知書
私は、貴社より、平成〇年〇月〇日付解雇予告通知により、平成〇年〇月〇日をもって解雇される旨の通知を受けました。
この解雇につき直属の上司である〇〇(課長)に確認したところ、私が結婚したこと(婚姻の相手が貴社〇〇部〇〇課に所属する〇〇〇〇であること)が理由となっているということでございました。
しかしながら、男女雇用機会均等法第9条2項に規定されているとおり、事業主は女性労働者が婚姻したことを理由として解雇してはならないのであって、貴社の行った解雇は理由のない無効な解雇であると考えております。
よって、直ちに本件解雇を撤回するよう申し入れます。
平成〇年〇月〇日
〇〇県〇〇市〇〇町〇‐〇
(〇〇部〇〇課)〇〇 〇〇 ㊞
結婚を理由とした解雇の無効および解雇の撤回を求める通知書(事前に解雇理由証明書の交付を受けている場合)
〇〇株式会社
代表取締役 〇〇〇〇 殿
解雇の無効および解雇の撤回を求める通知書
私は、貴社より、平成〇年〇月〇日付解雇予告通知により、平成〇年〇月〇日をもって解雇される旨の通知を受けました。
この解雇については、貴社から発行を受けた「解雇理由証明書(労働基準法22条に基づく)」によれば、私が同年〇月に結婚したことが理由となっております。
しかしながら、男女雇用機会均等法第9条2項に規定されているとおり、事業主は女性労働者が婚姻したことを理由として解雇してはならないのであって、貴社の行った解雇は理由のない無効な解雇であると考えております。
よって、直ちに本件解雇を撤回するよう申し入れます。
平成〇年〇月〇日
〇〇県〇〇市〇〇町〇‐〇
(〇〇部〇〇課)〇〇 〇〇 ㊞
※)将来的に裁判になる可能性がある場合は、証拠として残しておくためにコピーを取ったうえで普通郵便ではなく特定記録郵便(場合によっては内容証明郵便)で送付すること。
※)裁判所では全ての書類をA4で統一していますので、後日裁判を起こす可能性がある場合はA4用紙で作成すると後々何かと便利です。